卒業生から後輩たちへ

土曜プログラムの中で、卒業生の方々にご来校いただく機会が、西遠にはたくさんあります。
昨日は、高校1年生が「学問を学ぶ」というプログラムで、5名の卒業生から、「学問」について学びました。
まずは、先輩をお迎えに。
「よろしくおねがいします!」


先輩たちは、それぞれご自身が専攻した分野の学問や、大学・大学院の生活、あるいは実習などについて、
パワーポイントを用いて詳しく説明してくださいました。



それぞれの地方の住み心地、学科の特徴、実習の苦労や、大学と大学院の学びの違い、女性としてその道を極めることの困難さなど、高1の生徒たちは先輩のお話に興味津々です。
将来は留学したい、という先輩もいらして、学問を究めていく姿勢にも大いに刺激を受けました。


恥ずかしそうに質問する生徒にも、先輩はとても丁寧に分かりやすく解説してくださいました。
高校生にとっては、いま自分たちが学んでいる勉強とはひと味もふた味も違う「学び」があることを知る貴重な機会です。
後輩のために母校に集まってくれた先輩たちに感謝!
そして、もうお一人、先輩がいらしてくださいました。

「ボランティアを学ぶ」というプログラムで中講堂に集ったのは、高校2年生です。
そして、社会福祉協議会からいらしてくださった講師は、なんと熊岡邑子様。
われらが西遠同窓会の会長さんです。

民生委員として長年地域に貢献されている熊岡会長さんは、地元の子育て支援などにも長く携わっていらっしゃいます。
高校2年生は、そんな頼もしい大先輩から、地元で地道にできるボランティアについて、しっかりと学ぶことができました。
地域でも、世界でも、その場所で活躍し、貢献できるということが、今、女性たちには大いに求められているのではないでしょうか。
それを実践している卒業生の方々に、じかにお話を伺えることは、後輩たちにとってどんなに幸せなことでしょう。
こうした先輩たちをロールモデルとして、西遠の生徒たちはさらに大きく羽ばたいていくことができます。
先輩の皆さん、これからもどうぞあとに続く西遠の後輩たちの道を照らしてください。
たくさんの卒業生の皆さんに守られて、西遠の生徒たちは育っています。