OMO学園祭への道 その4 講堂朝会

西遠OMO学園祭2021は10月2日(土)開幕です。一週間後に開幕を控えた本日、1時間目の全校講堂朝会で、「OMO学園祭で学ぶもの」をテーマにスライドを使ってお話ししました。

全校と書きましたが、コロナ感染防止のため、講堂入場は中3以上の4学年。中学1・2年生は教室で私の話を聴いてくれました。講堂2階から、YouTubeで西館の教室に講堂朝会の模様が配信されたのです。

学園祭を前にして、その意義や身につけてもらいたい力について話すのが、9月下旬の講堂朝会の恒例となっていますが、今回はオンラインとオフラインを融合させた新しい学園祭について、ここまでに至る経緯を振り返りました。

TEDxHamamatsuのオーガナイザー河口哲也様の講演会や、テーマ決めのパネルディスカッション、そして夏休み前のキービジュアルの決定。春からの軌跡をたどりました。

そして、いよいよ、スクリーンには、HR展のテーマ一覧が登場。

HR展のテーマ一覧が講堂スクリーンに映し出され、これまた恒例の「HR展責任者」によるスピーチタイムとなりました。今年は配信先の1・2年生の教室にもきちんと発表者の顔が見えるように、責任者には舞台前のマイクで、会場に向かって発表してもらいました。

後方の客席の空いた一角には、YouTube配信用のカメラが設置されています。

自分たちの研究や苦労、見どころを、短い時間で分かりやすく、自分の言葉で発表する力。私は西遠生にこの力を大いに培っているなぁと、責任者の発表を聞きながら、いつも感じます。緊張しながらも、クラスの代表としてしっかり発表する責任者の姿は、同級生にも、後輩にも、頼もしく映るでしょう。

学園祭で学ぶものはたくさんあります。研究成果を世界に向けて発表すること、21世紀型スキルを身につけていくこと、そしてコロナ禍に合っていつでも冷静な判断や秩序だった行動を心がけること。全校生徒がこうした目的意識を持ち、OMO学園祭を作り上げてくれることを信じています。その結果、彼女たちは「未来を拓く力」を得られるのではないでしょうか。

今日は、講堂朝会の後、高校1・2年生が研修旅行についての親子PTAを実施しました。中学3年生は、教室でHR展の最後の仕上げに励んでいました。講堂朝会のスライドからまた一歩進んだ、完成間近の作業風景です。

明日も最後の休日登校で頑張る姿が見られるかと思います。明日は、中学オープンスクールの日。学園祭という大きなイベントに向けて妥協せず頑張る中高生の姿を、小学生の皆さんも目撃できるかもしれません!