卒業秒読み ~高3生の日々~

高校3年生は、卒業式を3月5日に控え、今、最後の登校をしています。生徒自身が卒業までにやっておくべきこと、いろいろありますが、送る側の下級生や先生方も卒業生にしてあげたいことがたくさん。今、学園はプログラム一つ一つが感動だらけの日々なのかもしれません。卒業秒読みの高校3年生の日々を少し紹介します。

「全校お別れ会」「送別会」

昨日の午後、講堂で「全校お別れ会」が行われ、引き続き、高校生徒会による「送別会」が行われました。

拍手の中を入場する高校3年生たち。

中1から巣立ちゆく先輩への「感謝の言葉」があり、続く高3代表生による挨拶が胸を打ちました。

卒業生からは、学園に「中講堂の音響等環境整備」の寄付をいただきました。ありがとうございます。

高校生が講堂に残り、「送別会」の始まりです。ギター・マンドリン部、バトン部、ダンス部が卒業生への思いを込めて発表しました。

生徒会が編集した動画の中には、先生方からの愛のこもったメッセージがたくさんありました。

先生方の熱演も高3生を大いに感激させたようです。

海津先生の写真も大きく映し出され、最後は全員で「エイエイオー」の声。舞台と客席が一体となりました。

あっという間の90分でしたが、最後にお礼の言葉を述べた高3生代表が、涙で言葉に詰まってしまうぐらい、送る側の思いは彼女たちに届いたのだと思います。

天国から見守る海津先生の思いもまた、きっと彼女たちに届いたことでしょう。みんなに見守られて、巣立つ日を待つ高校3年生たちです。

姉妹交流会

本日、姉妹交流会が行われ、高3の先輩への感謝の気持ちを各グループが表わしました。高3生もまた、下級生たちにお礼の言葉を述べたり手紙を渡したりして、とても和やかな時間となりました。

このグループ、「主役」のたすきをかけた高3生がとっても幸せそうでした!
学年を超えたグループの絆は、卒業後も続くことでしょう。

理事長講演会

卒業を前に、高3生は理事長先生のお話を聞く機会を持ちます。中講堂で始まった理事長先生の講演会、「考え続ける」「点と点をつなぐ」「弟子入りして、卒業する」がキーワードでした。先生の研究テーマについて、会場から様々な反応があったりして、難しい内容にもかかわらず和やかな雰囲気の講演となりました。

最後には質問の手も挙がり、これからの彼女たちの生き方に大いにプラスになる時間となりました。今日の講演会をきっと大学生や社会人になってしみじみと噛みしめるのでしょうね…。

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2月も今日で終わりです。明日は全校で卒業式の歌の練習、明後日は創立記念式、そして高3生は午後、創立者の墓参に出かけます。卒業式の近づく中で、一つ一つのプログラムに高校3年生たちは感慨を持って臨むことでしょう。私たちも心を込めて門出をお祝いします。